とまるまでのはなし

私の時間がとまるまでの話

ミルクへ

 

 

もう11月

はやいなぁと思う

 

さっきまで暑かったのに

もう寒くてクリスマスな気分

 

日記をサボってる間に色々あった

 

職場に辞めるといって

すごい怒られたり止められたり

結局良い方向に進んだり

 

 

あと人生で1つ大きな事

愛猫のミルクが天国に行った

余命をお母さんに聞いた時は

凄いびっくりした。

本当なんだって現実なんだって

涙ぐむ家族に冷たいアイスコーヒー

さっきまでの幸せが嘘見たいだった

あの1週間は忘れないと思う

病院から帰ってきたミルクが

膝に擦り寄ってきた時は今でも鮮明で。

あなたが本当に天国にいってしまうの?

もうあなたと年を越せないの?

私を置いていくの?

もうカニカマ食べないの?

お腹を見してくれないの?

こんな可愛いあの子を天国に送らないといけないの?

苦しかった。何もかもが。

仕事で笑ってるのも

夜寝るのも

何をしていても死を恐れてた。

夕日を見ながら

来週にはあの子がいない世界になる。

あんな苦しい日々は初めてだった。

帰ってきた時お母さんが

ミルク死んだよって

目をパンパンにして言ったのが怖かった

私は準備していた死の後を実行した。

仕事でも泣いた。

電車でも泣いた。

あの子がいない体にキスをした

素敵な葬式をして家族でご飯を食べた

今では綺麗に包まれて棚にいる。

三日後?くらいに夜彼も私もクシャミが止まらなかった。

きっとミルクが遊びに来たんだと思う。

彼氏は辞めてくれなんていってたけど

私はすごい嬉しかった。

 

もう会えないし触ることもできない

私はまだ分かってるようで

わかっていなくてわかりたくないんだと思う

 

あの部屋にあの子がいる気がする

ベッドに登ってきてお腹を見せにきそう

お腹を撫でるのをやめたらもっとしてって

鳴いてきそう。

 

私はまだあの子がいる気がしてならない

 

あの子は本当にいいこで

辛くても見せないし

辛い時側にいてくれるし

妹おもいだし

 

私達にお金かけさせないし

妹の病気に気づかしてくれたし

お母さんも病院にいってくれるようになったし

誕生日は頑張って生きてくれたし

記念日前に天国にいったし

 

なんであんないい子が天国にいくの

 

もっとカニカマあげたかった

喉ゴロゴロ聞きたかった

お腹なでてあげたった

あそんであげたかった

 

ごめんねミルク気付いてあげれなくて

苦しい思いさせてごめんね

撫でてあげれなくてごめんね

 

辛かった?

 

私と出逢えて良かった?

 

 

私は凄い幸せだったよ

 

出逢えて良かった。

貴方にいろいろ教えてもらったよ。

幸せだった。本当にありがとう。

 

こんなダメな飼い主でごめんね。

 

まだまだ先だと思うけど

家族そろって天国に行ったら

きっとカニカマをあげるから

おこたでぬくぬくしようね。

消しゴムで遊ぼうね。

いっぱいお腹撫でてあげるね。

 

ありがとうねミルク

 

愛してる。

 

貴方に会えて私は凄い幸せだよ。

 

天国でも元気でね

 

夢にもたまにでいいから遊びに来てね

 

私頑張るからね。

 

貴方に自信持って会えるように頑張るから

 

天国で見守ってね